Technology

宇宙航空関連の技術・研究開発を行っています。



宇宙航空関連

超小型人工衛星関連

北海道初の道産人工衛星「HIT-SAT」、その分離機構及び部品製作に関わる部分全般に関して当社が開発を担いました。


HITSAT&E

超小型人工衛星の中でも総重量が10kg以下ものをナノサットと呼びます。私達は2006年9月23日にM-Vロケット7号機で打ち上げられた、北海道初の道産人工衛星「HIT-SAT」の開発に携わりました。このプロジェクトは北海道の産学が連携して形にしたもので、構造系、姿勢制御系では北海道大学が、電源系、通信系では北海道工業大学が、データ処理系では㈲AIDMAが、そして分離機構及び部品製作に関わる部分全般に関しては当社が開発を担いました。北海道の総力を挙げて作られた超小型人工衛星です。



tec-mission

分離機構

衛星を打上げ時にロケットに固定し、打上げ後に宇宙に放出する機構です。モータとギヤを使用し、衛星を微速かつ平行に宇宙空間に放出する事を目的に製作しました。


開発point

小型人工衛星

「HIT-SAT」では、特殊な宇宙用部品ではなく、一般で入手できる部品や材料で製作し、実際に宇宙で正しく機能することを確認しました。





微小重力実験関連機器

COSMOTORRE(コスモトーレ)

コスモトーレ(高さ57m)は宇宙空間のような微小重力環境で起こる現象について地上で実験するための施設です。
落下カプセルを高さ50mから自由落下させることで、カプセルの中が約3秒間の微小重力環境になります。低コストで多くの繰り返し実験が可能です。

コスモトーレの施設、実験についての詳細はこちら
実験日程につきましては、当サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

コスモトーレ

分離システム

実験塔最上部まで吊り上げられた落下カプセルを切り離します。吊り上げウィンチとカプセルは樹脂製ブロックによって連結されており、ブロックを熱線で切断することで切り離します。操作はリモコンによって遠隔で行われます。


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制動方式

カプセルの制動にはエアダンピングチューブを使用しています。空気の圧力を利用して、約100km/hで落下するカプセルにブレーキをかけます。圧力を調整することにより落下による衝撃を最小限に抑えられる構造になっています。


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detail

落下カプセル

落下カプセルは二重構造になっており、内側のカプセルに実験機器を搭載します。
落下中の空気抵抗の影響は外側のカプセルのみが受けるため、より微小な重力環境で実験する事が出来ます。


落下カプセル


真空技術

2006年9月に打ち上がった「HIT-SAT」の開発の中で、真空の宇宙空間で正常に動く事を試す為に、真空状態を作り出す装置「真空チャンバー」を製作しました。またそこで得た真空技術を活かし、北海道経済産業局「平成21年度地域イノベーション創出研究開発事業」にて、エネルギーコストを抑えたフリーズドライ装置※(マグネトロン式凍結真空乾燥装置)を試験的に作りました。
※ フリーズドライとは水分を含んだ食品を凍らせ、圧力を下げることにより水分を蒸発し乾燥させることです。

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熱真空チャンバー

油回転式ポンプと油拡散ポンプの2台を使っており、チャンバー内を1.0*10^-5 Paという高度150km相当の真空にする事が出来ます。加熱にはヒーターを利用して、冷却には液体窒素を循環する事で熱試験を行う事が出来ます。

熱真空チャンバー


マグネトロン式凍結真空乾燥装置

電子レンジによる加熱の原理と同じ物で、分子を振動させることにより熱を発生させます。対象物を加熱をすることで乾燥時間を短縮します。 真空ポンプで空気を抜き、減圧を行う事で5.0*10^-1 Pa(空、20℃時)以下の圧力まで下げる事が出来ます。

凍結真空乾燥装置




モデルロケット

モデルロケットは少量の火薬を推進剤とした専用の電気点火式エンジンを使用しており、学校教材などで世界各地で打上げられている非常に安全性の高いロケットです。

modelrocket


モデルロケットは回収装置を備えており、同じ機体を繰り返し使用する事が出来ます。そして、飛行する原理が本物のロケットと同じなため、私達も新しい形状のCAMUIロケットを打ち上げる前など、モデルロケットを使って飛行特性の実験をしています。

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ペーパークラフトカムイ

CAMUI型ハイブリッドロケットに似せた厚紙製のオリジナルのモデルロケットです。同じような形のものは同じように飛ぶという原理を実際に体験する事が出来ます。

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α-5

植松電機オリジナルのモデルロケットです。
プラスチックの成形技術を学ぶ為に製作しました。また、キット製作のプロセスを学ぶことが出来ました。

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β-1

α-4と比べて、部品点数を減らすことで、作りやすくすること、安価にすることを目的に開発しました。小さなお子様でも自分で作れるモデルロケットが出来ました。

βー1