札幌東高校Cチーム
ミッション
ハンググライダー
- ハンググライダーとパラグライダーの違い
- 滑空性能はハンググライダーの方が良い。
なぜハンググライダーにしたのか
- 滑空性能が良い
- 風の受け方の違いを調べたい
- かっこいいから
作成状況
- 現在試作中。ストローとビニール袋を使って作成し実験を行っているが、先端の角度を大きくすると安定することがわかった。
- ロケットに組み込むためには、ハンググライダーを小さくしなくてはならない。
折り畳み傘の骨組みを利用できないか、検討中。
現段階での問題点
- ハンググライダー以外の製作状況
- ハンググライダーの大きさ
- プログラマーの技術不足
センサーは、気圧、気温、加速度、GPSも検討。
一番の問題は、プログラマー2人が(プログラムは)学校の授業でもやっていないし、0から勉強し始めている状況。
コメント、アドバイス
高橋
ハンググライダー愛が伝わるプレゼンだった。
札幌東は3チームあるのだから、他チームの成果をうまく取り込みつつ、Cチームの特色を出せるとよいのでは。
大塚
プログラマーの技術力が問題、とあるが現在プログラム担当の2名だけのせいにしないで欲しい。
機体担当、回路担当、プログラム担当などと役割分担をするが「主な担当」というつもりで作業してください。各担当者がお互いに助け合わないと、スペースプローブは完成しないと思います。
植松
- ハンググライダーは「ロガロ」というキーワードで検索してみてください。とても面白いことがわかると思います。元々、コンパクトに畳める物が目標だったので。ハンググライダーも性能を求め翼のような形にまで進化したが、元々はビニールで作成した折り畳めるものがほとんどだった。そのほうが(スペースプローブの)アイディアとしては使いやすいかも。
- 羽のような形の物にしたとしたら、傘を開くような作りより、真ん中からパタンと2つに折れるようにして、パカっと開くような構造にしたほうが面白いかもしれません。
- あとハンググライダーがフィルムだからと、材質をフィルムにこだわる必要は無く、スチロールペーパーのようなもので作っても、剛性のある羽が作れるかもしれないです。
- 今まではロケットへの収納を考えてパラフォイルが多かった。ただ今回のハンググライダーの方が遥かに滑空性能は高く、長い時間飛行可能で良い探査技術になるかもしれないです。あまり、やっている人も居ないので試してみて欲しいです。
- 操縦は優先度を下げて、まずは飛ぶ機体を作るだけでも良いのでは。わざと左右のバランスを崩すと、旋回しながら戻って来るはずだし。かっこいいのを作って下さい。
稲石
- ミッションとして「カッコいいからやる」というのは、自分は好きです。
グライダーをやるという事に対し、「自分たちのゴールはどこか、どこまで出来たら成功と言えるか」をイメージしたら良いと思います。
改めて「カッコいいグライダーを作る」というミッションについて、「カッコいいって何なんだろう?自分たちのゴールはなんだろう?」ということを深掘りすると、目的が明確になり良いミッションになると思います。
- (ミッションを)具体的にイメージすると「気圧って何のために取るんだっけ?実は気圧センサーは要らないのでは?」という結論になることもありえます。
「ミッション達成に必要な数値を得るために」センサーは必要なのであって、「使えるから(手元にあるから)センサーを取り敢えず載せよう」というスタンスでスタートすると「何のためにセンサーを使うのか」が理解出来ないし、作業量も増えてしまいます。
大塚
レギュレーションで、スペースプローブは「6m/s以上の速度で落下」しなくてはなりません。理由はそれ以上ゆっくり降りてしまうと、敷地外に出る可能性があり危険だからです。
レギュレーションの本来の目的は「敷地から出ないこと」です。なので6m/s以下のスピードであっても敷地外に出ないことが保証できれば良い、とも言えます。