スペースプローブコンテスト2016の参加チームが決定しました。
参加チームとミッション概要は以下です。
1) 立命館慶祥高校チーム
・大気中の微粒子(エアロゾル)の採取
・大気状況の把握
2) 札幌東高校チーム
ハンググライダーによる滑空,減速
3) 滝川高校チーム
・回転、揺れを抑えた見やすい映像の撮影
・落下時の衝撃に依るデータ破損の防止
4) 富良野緑峰高校チーム
・着地座標を正確に割り出す
・3軸加速度センサ、ジャイロセンサなどを用いて、3Dグラフ上に出力
・各センサーデータを無線通信で受信
5) 琴似工業高校チーム
・パラフォイルによる飛行制御
・データ受信とリアルタイムグラフ表示/スペースプローブの姿勢3D表示
・きれいな動画撮影
残り日数は少ないですが、以下ができるようになると良い機体/発表になるかと思います。
当日に良い実験が出来ることを楽しみにしています。
・地上で繰返し実験ができるようになるまで、機体の完成度を高める(地上で安定的に動作しないものは、上空で動作するとは思えませんよね?)
・地上で取得したデータを解析し、静止している時にはどんなデータが得られるかを理解する(使用するセンサーの定常時に得られる値と「単位」を理解しましょう)
・テストを実施した時(建物の窓などから投下するなど)には、どの程度の範囲の値が得られるかを理解する(通常の使用で得られるセンサーの値の最小/最大値を理解しましょう。もしかするとセンサーのレンジ変更が必要かもしれません。また極端に大きい/小さい値はノイズの可能性も疑いましょう)
・テスト時に得られた値を元に、本番(100m程度で開放された場合)で、どのような値を得られるかの予想(本番で得られるデータを予想し、取得できたデータとの差分とその原因を考察できると良いですね)