植松電機では、学校・一般の大人団体・一般の子ども団体を対象とした植松電機での体験学習を行っております。

コロナ禍において、体験学習についての、感染・予防対策についてなど、多くのお問い合わせを頂いており、ガイドラインを作成致しましたのでご確認お願い致します。

株式会社植松電機における体験学習プログラム運営上のコロナ対策の手引き
(第1版:2020年07月01日)

作成:株式会社植松電機 代表取締役社長 植松努

1.はじめに
体験学習プログラム実施において「新型コロナウイルス感染症」の感染防止を極力図り、充実した体験学習を実現していくため、「体験学習プログラム運営上のコロナ対策の手引き」を策定致しました。
この手引きに則り、学校、児童・生徒様、教職員の皆様、そして保護者の皆様に安心・安全な体験学習の場を提供すべく、最大限の努力と支援を行います。

2.体験学習プログラム運営上のコロナ対策の手引きについて
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月4 日)において、「各業種のガイドライン等の作成に当たって求められる基本的な考え方や留意点の例」等が示されました。
また、観光庁や感染症専門医等の指導によって作成された旅行業ガイドライン、その他の関連機関・業界のガイドラインを参考に、一般社団法人日本旅行業協会が公益財団法人日本修学旅行協会及び公益財団法人全国修学旅行研究協会の協力のもと、「旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き」が作成されました。
弊社の「体験学習プログラム運営上のコロナ対策の手引き」は、上記の資料を基に作成されています。
なお、新型コロナウイルスの最新の知見、お客様のご要望、各関連施設の受入体制等を踏まえて、この手引きは随時見直しをさせて頂きます。

3.体験学習プログラムの受け入れ

3−1 体験学習プログラムの受けいれ判断
・ご予約前に、学校それぞれの新型コロナウィルス感染症対策を文章でいただき、弊社で対応可能かどうか検討させていただきます。(特に、具体的なソーシャルディスタンスの距離)
3−2 生徒及び先生の体調による受けいれ判断
・体験学習プログラムを受ける際に、生徒及び先生の体温、体調などを確認し、体調不良の生徒及び先生がいた場合には、その場で受けいれをお断りする場合もあります。
(体温及び体調の管理と判断は、各学校で実施ください。)

4.具体的な感染症対策にあたっての考え方

4−1 飛沫感染対策
4−1−1 運営側から生徒及び先生の飛沫感染対策
・生徒と距離を置いて説明などを行うメンバーは、フェィスガードを使用し、自身からの飛沫飛散を防ぎます。
・生徒に近づいて説明などを行うメンバーは、マスクを常用し、自身からの飛沫発生を防ぎます。
4−1−2 生徒及び先生から運営側への飛沫感染対策
・生徒及び先生には持参したマスクを着用していただきます。
・食事等で生徒及び先生がマスクを外す時間帯も含め、運営側は常時マスクをして対応します。

4−2 接触感染対策
4−2−1 運営側から生徒及び先生への接触感染対策
・運営メンバーは、生徒及び先生の対応をする前に、マスク着用後に、手指の消毒を行います。
・運営側が提供する道具は、体験学習終了後に清掃消毒を行います。
・生徒が触れる設備(テーブル、椅子など)は、体験学習終了後に清掃消毒を行います。

4−2−2 生徒及び先生から運営側への接触感染対策
・各テーブルに1台ずつ非接触型の手指消毒器を配置するので、道具を使用する前に必ず、消毒薬剤で手指の消毒をしていただきます。(6名に1台配置)
(生徒の体質により、アルコールによるかぶれや炎症などが生じる恐れがあります。その場合は、事前に体質のチェックをした上で、各校で個別に消毒液をご持参いただき、道具使用の前に手指の消毒をお願いします。)

4−3 換気
・体験学習プログラム中は、当該施設は1時間ごとに大扉を開けて換気を行います。
・体験学習プログラム中は、当該施設は常時換気扇による換気を行います。

4−4 ソーシャルディスタンス
・生徒及び先生が使用するテーブルは、1800mm×800mmです。基本的にそこに3名3名で対面で着席します。
その場合の隣席との距離は、修学旅行のバスの席で隣席するのとほぼ同等です。対面との距離は、約1mです。
弊社の施設の収容人数は、最大で384名です。一回の受けいれ人数が、これ以下の場合は、適宜分散して着席いただきます。
しかし、2020年は、新型コロナウィルス感染症の影響で5月6月7月に体験学習(修学旅行)を実施できなかった学校が、8月9月10月に集中していますから、通常の年と比較して、間違いなく、おおよそ2倍の過密状態になることが予測されます。また、日程調整も極めて流動的なため、7月1日の段階では、何日に何人が入るのかが、まったく確定できない状態です。
弊社としては、生徒のためにも極力対応したいと考えていますのですが、通常の年よりも間違いなく生徒の密度は上がります。どうしてもソーシャルディスタンスを確保したいとお考えの場合は、弊社での体験学習は不適と考えます。

5 その他
5−1 利用者への注意喚起
・生徒への注意喚起は特にありません。通常どおりに利用いただけます。
5−2 受けいれメンバーへの指導
・毎朝礼で、手洗いうがいマスク着用について指導を徹底しています。

参考資料
(1)旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き(第1版)
作成:一般社団法人 日本旅行業協会