札幌東高校Aチーム
テーマ
地上と上空の違いを比べ、データとして扱う練習をする
ミッション
- 気圧(LPS25H)
- 気温(LM61CIZ)
- 加速度(ADXL345)
mbed祭りで、FRDM KL25Zを景品で貰った。この中に加速度センサーが入っているので、動けばこれを使ってみたい。
- カメラ:魚眼レンズで広範囲を撮影し、後に補正する
どこにつけたら良いか、どんなものが入手できるかなどを聞きたい。
- GPS:そのものが高い、使い方が不明。保留。
LPS25Hの機能調査を実施
LPS25Hを起動したまま、校舎を一周(1F〜4F)した。10m位で1hPa変化していたので、LPS25Hは正常に動作していそうだと判断した。
パラシュート作成中
- 2つほど試作し、パラシュートの大きさ、紐の長さなどで真っ直ぐに落とすのが難しいと感じた。
- 校舎の高さをメジャーを吊るして図った所、12.6mだった。パラシュートの実験に必要なので計測した。
コメント、アドバイス
植松
- CAMUIロケットにカメラをつけた時に、グルグル回転してしまった。カメラの回転を防ぐために何をしたら良いかを考えると良いと思います。
パラシュートの紐が短いとグルグル回転するので長めが良いかもしれないし、振動を取るダンパーのようなものを考えておくと良いかもしれません。
- パラシュートに穴を空けるとそこから空気が抜けて安定すると思います。
- 実験の時に、屋根などから落とすと壁にぶつかってしまうことがあると思います。
対策として、2m位の棒の先にパラシュートを付けて、紐などを引くと落ちる仕組みを作ると実験がしやすくなると思います。
- 力を投入する部分は一つに絞ったほうが良いかもしれないので、GPSは次の課題とするという手もあります。
大塚
- 校舎の高さが12.6mと分かったが、それと気圧データに関連があるはずです。
- 「nメートル毎にm hPa 程度変化する」と先生に教えて貰ったとのことですが、気圧から高度を求める公式があります。計測したデータを高度に変換して、実際の校舎の高度と比較してみると面白いと思います。
高橋
- 気圧データをグラフに指定たのは偉いと思いました。今回作成したグラフは縦軸が気圧のグラフだと思いますが、気圧を高度に変換して縦軸が高度のグラフのグラフにすると良いと思います。
パラシュートについての議論
(高橋) パラシュートの素材は?そうゆうのも共有できると良いと思ったが秘密ですか?
(札幌東Aチーム) 試作なので形だけ思い、youtubeでティッシュで作るという動画があってそれをやってみた。2つ目にティッシュは弱いのでゴミ袋で作成し、紐もタコ糸1本だと細いので、3本を三つ編みにして丈夫にして使いました。
(高橋) このような事も、共有できると良いですね。
(大塚) 色々な素材や大きさの実験をされているようですが、最終的に大きさや材質が決定すると思います。ただ最終的な成果のサイズや材質だけではなく、途中経過でうまくいかなかった実験結果も残しておいて欲しいです。
来年以降にパラシュートの変更をしようとした時に、ゼロから検討する必要がなくなるからです。このような蓄積が、チーム(学校)としてのレベル向上につながります。
植松
(本物の)スペースプローブは一度行ったら戻ってこない、それは寂しいです。また災害が起きた時に人が入れない所にいち早くそこへ行って調査する、というニーズが高まっています。みんながやっているスペースプローブは、それに通ずるもので、将来役に立つ新しい分野です。
誰かの役に立つかもしれない、と思いながらやっていくと良いことがあるかもしれません。
稲石
資料は「誰に何を伝えたいか」を意識して作ると良いです。
来年度以降にスペースプローブを引き継ぐ後輩のための資料なのか、10/1本戦に向け参加チームとして選定してもらうための資料なのか、などを意識すると良いと思います。